インタビュー

INTERVIEW

経験者のお話し

イラスト:ライフイメージ
イラスト:ライフイメージ

平川市に実際に移住された
方々にインタビューしました。

平川市に来て普段の生活がより華やかに

Profile

福士順一さん、知佳さん

from

順一さん 平川市、知佳さん 東京都

work

農家

順一さんは平川市出身で高校まで地元で過ごし東京へ、知佳さんは東京都出身。前職はお二人とも介護士で、職場で出会い結婚。順一さんの実家の花き農場を継ぐために10年前(2014年)に平川市へ移住することに。現在は花き以外に野菜作りも積極的に行っている。

知らない土地に住むことへの思い

正直、東京から移住することに不安はありました。雪国の運転への怖さや収入が最初はゼロから始まったこと、ちょうど子どもを授かった時だったので出産に関して頼る人が少なかったことなどさまざまありました。でも、子育て健康課の職員さんが親身になって相談に乗ってくれたり、市役所で月に一度開催されているお産教室などでママ友もできたりと、娘を通して人との繋がりができてとても良かったです。今は特に不安な思いはなく子育てができています。(知佳さん)

子どもたちが楽しめるイベントがたくさん

平川市は猿賀公園や中央公園で地域を盛り上げるイベントがたくさん行われていてすごく楽しいです。また、スポーツ施設が充実していて、そこで開催されるスポーツ体験教室はたくさんの種類の競技があって娘もよく参加しています。いろいろなことを経験させてあげたい思いがあるので、いろいろなスポーツをできる機会は親にとってもすごく嬉しいです。講師の先生方もすごく優しい人が多くてとても安心しています。(順一さん)

東京にはない田舎ならではの魅力

景色が良いことが魅力です。娘と幼稚園から歩いて帰っているときに見た、弘南鉄道の柏農高校前駅近くの水が張っている田んぼに岩木山が写っていて、そこに夕日が広がっている景色がとてもきれいでした。一番好きな景色です。
娘の友達の親御さんなどから野菜や果物をいただけるのも田舎ならではの魅力だと思います。りんごは蜜がたっぷり入っていて初めて食べたときは美味しすぎて衝撃を受けました。(知佳さん)

移住者へのメッセージ

銭湯がすべて温泉、スキー場が近い、スーパーの駐車場が広く無料で利用できる、庭でBBQ ができる、あげるとキリがないほどいいところがいっぱいあります!(笑)
また、車の免許さえあれば、少し車を走らせて弘前市や黒石市に行くことができ、通院や大きい買い物も不便なくできます。
地域の人たちも優しい人ばかりなので不安なことがあっても安心して頼ることができます!

スローライフへの憧れと自然豊かな環境で子育てしたい

Profile

髙橋 信さん

from

秋田県

work

農家

秋田県出身、高校卒業後東京都へ。サラリーマンとして働いていたが、結婚を機に地元の秋田県にUターンして就職。その後、子どもが生まれたのを機に妻の実家である平川市に移住し、りんご農家へ転職。 

りんご農家としての始まりと現在

 子どもを連れて妻の実家に遊びに来た時に見たりんご畑の美しい景色に感銘を受け、スローライフへの憧れと自然豊かな環境で子育てしたい想いが生まれ、りんご農家を目指すことに。サラリーマン時代を思い出すと、忙しくて子どもと一緒に過ごせる時間が作れなかったと思います。実際りんご農家になってみると、収穫期などは休むことができませんが、繁忙期以外は休みを取ろうと思えば休めるので、りんご農家になってよかったと感じています。
 農業は自分が社長です。全ての責任を持つことになりますが、自分で計画して実行できるのが魅力の一つだと思います。
 50代はりんご農家の中では若い世代なので、「りんご園地を継承しないか」とご相談をいただく機会もあり、現在では隣の黒石市にもりんご園地を持ってりんごを作っています。

平川市出身ではないからこそ地域活動に

 子育て中に町内会の子ども会や保育園の父母会、PTA活動などへ積極的に参加したことで仲間づくりができました。また、地域のスポーツ少年団で子どもたちにソフトテニスを指導するなど趣味を通じて地域の人との関わりが深くなりました。平川市出身ではないからこそ、積極的に様々な地域活動に関わることで、地域に自然と溶け込んでいけるようになります。

雪のこと

 他県から来ると、はじめは雪の多さに苦労されると思いますが、住んでいるうちに慣れて、逆に雪があるからこそのレジャーを楽しめるようになります。
 平川市は道路の除雪がしっかりしているので、自宅の前の雪を片付けるためのスノーダンプと雪べらと長靴があれば大丈夫です。

移住検討者へのメッセージ

 平川市は弘前市などの大きい市が近く、自然が豊かで、災害も少なく安心して暮らせます。りんご畑、田んぼ、岩木山など何気ない普段の風景や広い空の移りゆく様子に四季を感じられるのも平川暮らしならではの良さです。

地域の方が子ども達を気にかけ見守ってくれる

Profile

野澤 俊介さん

from

栃木県

work

会社員

栃木県出身、大学進学を機に弘前市へ。県内企業に就職後は県内の転勤を繰り返していたが、大学時代に関わりのあった方から転職のお誘いがあって、平川市へ移住することに。現在は弘前市内に支店のある企業にお勤めで、りんごの農業法人の経営にも携わっている。

子育てにちょうどよいまち

 平川市には、第2子以降の保育料無料や小中学校の給食費無償という支援があり、これまで住んできた市ではなかったので、とてもありがたい支援です。市内には児童館や学童保育(※放課後児童クラブのこと)も整備されていているので、共働きの家庭であっても安心して働くことができます。
 また、「わくわくひらかわ教室」という市主催のイベントに子ども達を参加させて、フラワーアレンジメントや工作など多彩な体験ができていますし、異なる学区や年齢の子ども達とも仲良くやれているようで、子ども達の成長によい刺激となっています。

田舎ならではの地域コミュニティのよさ

 コミュニティが小さいため、地域の方が子ども達を気にかけてくれ、見守ってくれています。防犯上安心できますし、何より子ども達も悪さができないですよね。
 また、自宅の家庭菜園で育てた作物をご近所さんと交換したり、分け合ったりできるのも、田舎ならではの地域コミュニティのよさだと感じています。

おすすめスポットは猿賀公園

 「猿賀公園」では、普段でも散歩や無料の足湯を楽しめます。また、イベントが開催される日もありますし、「ぷらすマルシェ」というクラフトイベントを行う日もあるので、子どもたちと一緒に楽しめます。
 「猿賀公園」から歩いて数分のところにある「もてなしロマン館」では、地元の野菜や果物などちょっとした買い物ができるもの嬉しいですね。

移住検討者へのメッセージ

 運転免許と車がないと生活していくのは厳しいかもしれません。ですが車があれば、買い物もお出かけもどこにでも行けます。15分もあれば弘前市まで行けますので、弘前市にお勤めになるのであれば、平川市に住むのもアリだと思います。
 また、弘南鉄道(電車)があるので、子どもが高校生になっても通学できますし、空港や高速道路も比較的近くにあるので、どこに行くにもアクセスは良いです。